真っ黒になりながら

 新しいフローリング材を貼る工事には、二つの方法があります。

一つは、以前の床材をいったん剥がしてから新しい床材に貼り替えるやり方。もう一つは、以前の床材の上に直接新しい床材を貼る方法です。

 

今回の工事では、二番目の方法で一階の床部分をやり替えることになりました。

 

工事に入る前の打ち合わせで、施主様から床のあちらこちらでギシギシと音がするので何とかして欲しいとの要望を受けていました。

 

何も対策を取らずに、そのまま床材を貼ってしまうと床鳴りはさらにひどくなってしまいます。

そこで、床材の上からビスを打って根太に固定して床鳴りを無くしました。

 

大工さんの背中が黒く汚れているのは、ビスを正確に打つため、尾引と根太の幅を確認しようと床下にもぐってきたからです。

 

大変な作業ですが、お客様の満足度をより高めるためには、一切手を抜くことはできません。

 

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