たてすべり出し窓って何
しばらくの間、既存のLDK内部の造作工事の様子をお伝えしてきましたが、増築部分の工事も並行して進んでいます。
棟上げの後床を仕上げると、アルミサッシを取り付けるために、プレカット材の柱と柱の間に間柱や木枠を造作していきます。
写真は、横幅が30センチ、タテが180センチの細長いサッシを等間隔に3ヶ所取り付けた所です。
この形状のサッシは、たてすべり出し窓と呼ばれています。
デザイン性が高く、新築はもちろんリフォームでも広く取り入れられています。
最近の住宅では、高断熱化・高気密化を一つのキーワードとして推し進めた結果、窓などの開口面積を少なくする傾向があります。
しかも、サッシのガラスはガラス両面で空気層を挟み込んだペアガラス仕様が多くなってきました。
ただ、ガラスの断熱性能は向上しても、枠のアルミについては材質状の欠点があります。
そのことについては、次回に。