琉球畳
和室には手を入れずそのままのかたちで残しました。
ただ、新築時から24年が経過して内装も古くなっていますので、内装は新しくやり替えました。
障子とふすま、戸襖は貼り替え、古いたたみは処分して琉球畳に交換しました。
琉球畳は本来沖縄県で栽培されていた「七島イ」という植物から作った畳のことを言います。
でも現在は、畳表に使われている素材に関係なく、通常の半分サイズの正方形で縁がない畳を琉球畳と呼んでいます。
写真の畳は、素材が和紙で出来ています。和紙を一本ずつこより状にしてから編んでいますので目が非常に細かくなっています。
イグサと違って、変色しない、へこみができない、丈夫で長く使えるなどの特徴があります。
畳を交互に並べて市松模様をつくると、おしゃれで独特の雰囲気を醸し出してくれます。