ビルボード吸音材
増築部分の造作作業も順調に進んでいます。
壁はグラスウールの断熱材を入れたあとに石こうボードを貼って下地を作ります。
オープン状態の天井から屋根の野地板が見えていますが、野地板の屋根側の表面にはビルボード吸音材を貼っています。
ビルボード吸音材とは、雨音や太陽の熱を低減する屋根の下地材のことです。
増築部分の屋根材にはガルバリウム鋼板(金属製)を採用しています。
ビルボード吸音材は、この金属屋根に響く雨音を押さえると同時に、断熱材として屋内への熱の伝わりを和らげてくれる効果があります。
天井にも断熱材をすき間なく詰めていきます。
グラスウールにすき間があると断熱効果を充分発揮することが出来なくなります。
天井にも石こうボードを貼り付け、部屋内部の造作作業がすべて終わりました。
天井の石こうボードにはタテ方向にあえて1㎝くらいの間隔を空けています。これはクロスで仕上げたとき、天井に表情(デザイン性)を持たせるための工夫です。